七色の声

ボイストレーニングはこのような人に役立ちます

 歌をやっている方でも、声優、俳優を目指している方でも、自己流の練習だけでは、行き詰るもの。
 そんなときには、七色の声の練習をすると良いでしょう。
 ここでは、七色の声の意味、その声が出せるとどのような効果があるのかについて説明します。

  どういうとき必要? なぜ難しいの? 練習方法は?
スピーチ 舞台で小声で話す時 声帯を閉じる筋肉が弱いと難しい アンカリング+声帯閉鎖運動の練習→声帯の強化
ベルディング 地声で高い声を出す時 高い声を出すと喉頭は上がりやすい→喉頭のスペースが狭くなる→出にくい 舌の位置、舌の力の入れ方、舌で意識する場所、首の位置を正しくする
ファルセット 色々な裏声を出す時 喉頭の位置が固定しているとヴァリエーションが出ない 喉頭の位置をずらしながら、ファルセットの音色を変化させる練習
ソブ むせび泣きをするとき
声の安定化
気道が狭いと不安定な声しか出せない アンカリング+火吹竹練習法→気道を広げる
オペラ オペラを歌手のような強くて張りのある声を出すことが必要な時 オペラ向けの声帯を作ることができないと難しい アンカリング・タンギングポジッションン第1~4→喉頭筋の強い拮抗作用を作れるようにする
スクイーズ 絞り出すような声を出す時 声帯が乾燥していると難しい 声を絞り出せるための均衡の取れた筋肉の緊張状態を作り出すことができるようにする